理事長挨拶
昨年5月、新型コロナウイルスが5類へ移行し、やっと平常の生活を取り戻せるかに思ったが、潜在化したコロナは市井の各所でしぶとく息づいています。当福祉会ではテーブルや送迎車両などの消毒、手洗い、マスクの着用を徹底して行っています。 そうした中、当保育園では、歌の教室、紙芝居、サッカー教室、スイミングスクール、フラダンスなど、侍浜保育園ならではの事業を行ってきました。新年度も継続して実施して参る考えです。 侍浜福祉会最大の特徴は、園児とデイサービス利用者との触れ合い交流であります。運動会や誕生会、伝統行事などを合同で行い、高齢者は園児から元気をもらい、園児は高齢者から知恵を授かります。アメリカ人による英会話教室は1月に再開しました。グローバル社会にふさわしい人材育成の一環として継続して参ります。 デイサービスのR5年度利用人数は、コロナ禍で臨時休業もありましたが、延べ3,837人、稼働率84.2％と過去最高を記録しました。 「サービス付き高齢者住宅」の入居数も安定的に推移しています。介護に従事する私達は、誠意と尊崇の心を持って高齢者に接しなければならないが、多様化する高齢者福祉のニーズにも臨機応変に応えられるよう研鑽を積んでおります。 侍浜福祉会には約5,000平方メートルの広大な庭園があり、ツツジや紫陽花・桜などが咲き、園児たちの喚声が響き渡っています。「サ高住」の入居者は朝夕の散歩で小鳥のさえずりに耳を傾け、大自然を満喫しています。 皆様の御利用をお待ち申し上げております。 R6年4月吉日 社会福祉法人侍浜福祉会理事長 久慈義昭 |